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2021年度ものづくり補助金について

  • 執筆者の写真: 代表
    代表
  • 2021年1月24日
  • 読了時間: 2分

2021年1月に、ものづくり補助金の予告版が公表されました。

今回の補助金のポイントとしては、「低感染リスク型ビジネス枠」というものが創設された点にあります。


従来のものづくり補助金であれば、小規模事業者等でなければ、基本的に補助率は1/2となっておりましたが、

「低感染リスク型ビジネス枠」では、以下のメリットがあります。

・この枠で採択された場合には補助率が2/3となる

・広告宣伝や販売促進費も補助対象となる(※)

※2020年度のものづくり補助金にあった特別枠同様、補助事業と関係のない製品やサービスに関する広告や会社HPなどは対象外となることが想定されます。

 あくまで、補助事業に関する広告宣伝等が対象となると想定されます。



投資額が1,000万円の場合、

従来だと750万円の補助金でしたが、低感染リスク型ビジネス枠で採択されれば、1,000万円の補助金が下りることなりますので、設備投資を検討されている中小企業の皆様にとっては、非常にメリットのある内容かと思います。



そんなメリットのある、低感染リスク型ビジネスの申請要件は以下の3つが挙がられています。

①物理的な対人接触を減じることに資する革新的な製品・サービスの開発

例:AI/IoT等の技術を活用した遠隔操作や自動制御等の機能を有する製品開発(部品開発)、オンラインビジネスへの転換等


②物理的な対人接触を減じる製品・システムを導入した生産プロセス・サービス提供方法の改善

例:ロボットシステムの導入によるプロセス改善・複数の店舗や施設に遠隔でサービスを提供するオペレーションセンターの構築等


③ポストコロナに対応するビジネスモデルの抜本的な転換に係る設備・システム投資

留意点:キャッシュレス端末や自動精算機、空調設備、検温機器など、ビジネスモデルの転換に対して大きな寄与が見込まれない機器の購入は、原則として補助対象経費とはなりません。



2020年度の採択実績では、コロナに関連する「特別枠」が「通常枠」と比較して採択率が高いという実績がありました。(通常枠での採択率が低いといった方が感覚としては近いです)

2021年度の採択も同様となることが想定されます。

2021年度設備投資により、さらなる飛躍を行おうとされている中小企業の皆様、

是非一度ご相談ください。


 
 
 

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