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〈一部抜粋〉
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申請書作成のポイント
申請書作成のポイント
事業再構築補助金は、その応募要件・補助金額の大きさから、応募する企業数はかなり多くなることが想定されます。そのため、公募要領などをしっかり読みこみ、審査のポイント等を押さえた申請書の作成が必要となります。
事業計画に含めるべきポイントは以下のとおりです。
１．現在の企業の事業、強み・弱み、機械・脅威、事業環境、事業再構築の必要性
２．事業再構築の具体的内容（提供する製品・サービス・導入する設備、工事等）
３．事業再構築の市場の状況、自社の優位性、価格設定、課題やリスクとその解決法
４．実施体制、スケジュール、資金調達、収益計画
⇒ものづくり補助金の審査項目と似ているところが多いといえます。
POINT1. 現在の企業の事業、SWOT、事業環境、事業再構築の必要性
「現在の企業の事業」とは、現在、会社がどのような状況であるのかをしっかりと整理することが必要です。
「SWOT」では、自社の強みや弱み、そしてコロナを始めとした外部環境を含めた機会と脅威を整理します。
これらを一本通ったストーリとしてしっかりと説明することが必要です。
また、「事業再構築の必要性」がありますので、現在の事業がコロナの影響を受けていること、ポスト・ウィズコロナを見据えて、事業の再構築を行っていくことが必要であるといった説明が必要と考えられます。
POINT2. 事業再構築の具体的内容
事業再構築の具体的内容では、POINT１で記載したストーリーと整合させることが非常に重要と考えられます。
POINT１において、自社の置かれている状況や自社の強み、さらには事業再構築の必要性を説明したあとに、
それでは具体的にどのように事業再構築をしていくのかといったことを説明することが重要となります。
事業再構築を行っていくにあたり、
どのような設備投資を行うのか、その設備投資を行ったうえで、どのような製品・サービスを提供していくのかを、
整理していくことが重要と考えられます。
POINT3. 事業再構築の市場の状況、自社の優位性、価格設定、課題やリスク
この内容についてもものづくり補助金と大きく内容は異ならないものと考えられます。
すなわち、自社が設備投資を行い事業再構築を行って、事業を行っていくこととなりますが、
その事業の市場規模はどの程度であるのか、競合は？といった内容を整理していくとことが重要となります。
さらに、自社の強み＋事業再構築によって得られた自社の優位性を進出しようとする市場での競争で、
優位性を発揮し、うまく事業化していくことが出来るといったことを、
理路整然と説明していくことが重要と考えられます。
POINT4. 実施体制、スケジュール、資金調達計画、収益計画
実施体制とは、社内で誰が何をするのか、社外の協力体制を記載し、事業再構築が十分に行える体制であることを説明することが必要と考えられます。
スケジュールでは、実施体制に基づき、どのようなスケジュール感で事業再構築を行っていくのかを整理します。
資金調達では、事業再構築に必要な設備投資の資金をどのように捻出するのか（自己資金？銀行融資？）といった内容を説明します。
収益計画では、事業再構築によって得られるであろう収益をしっかりと積上げ形式で説明を行っていくことが重要と考えられます。
事業再構築補助金は、中小企業の皆様にとって非常に有用な補助金となること考えております。
しかし企業様ご自身でその補助金の申請事務を行うには非常に苦労する業務になります。
その一連の業務のなかで最も重要になるのが「事業計画書」の作成で、その内容により採否が左右されます。この申請書は、作成に関する豊富な実績を持った人とそうでない人が作成したものでは大きな差があります。
企業様ご自身で採択レベルに達する申請書を作成には、非常に多くの時間と労力を要します。
その間も通常の業務を疎かにするわけにはいかず、また申請には期限があるのが現実です。
弊社は、様々な資格保有者、各種補助金の申請に関する豊富な経験があります。本気で事業再構築補助金に挑戦したいといった中小企業様は是非ご連絡ください。
